農業人手不足が招くビジネスチャンスとは?

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農業人手不足が招くビジネスチャンスとは?

第一次産業の中でも、農業を担う人材は高齢者が多く、さらには常に人手不足だということをご存知な方は多いでしょう。
しかし、今は農業をビジネスと考えて新たに始めることができます。

農業の人手不足は、人口の減少や賃金の安さなどが挙げられていますが、自分で生産すれば食費も浮いて、観光農園として開けば利益を得ることも可能です。

本記事では、農業の人手不足の原因や補助金・支援などについて解説しています。

就農者減少が問題の日本の農業事情

就農者減少 日本の農業事情

年々、日本の就農者は減少傾向にあります。
農林水産省の統計では、2015年時点で約176万人だった農業従事者は、2021年で約130万人となっているのです。

また、就農者の新規人数は、2014年時点で約5万7,800人だったのが、2021年で約5万2,000人と減少傾向にあります。

就農者の現状

農林水産省の調査によると、新規就農者の人数は2022年時点で約5万2,300人となっています。

しかし、新規就農者の離職率は3〜4割程です。
新規就農者が離職してしまう理由の中には、思い描いていた農業と実際の作業が異なっていたなどがあります。

また、就農者同様に新規自営農業者も離農しているのです。
現在の就農者による農業生産だけでは衰退してしまうため、多くの人材・後継者の確保が必須となるでしょう。

就農者が減少している原因

就農者が減少している原因

就農者の減少は、日本だけではなく世界的にも問題になっています。

減少していく就農者の多くは高齢者であるため、解決ができなければ日本の食糧危機にも直面しかねません。

ここからは「就農者がなぜ減少しているのか」という原因を解説してきます。

少子化による後継者問題

日本の農業従事者は減少傾向だけではなく、少子高齢化社会となっている問題は後継者問題へも直結しています。

後継者が不足することで、日本の農業は深刻な衰退危機を迎えることになるからです。

特に、農業などの第一産業は、慢性的な人手不足の問題は長年解消していません。
さらに、少子化の問題だけではなく、後継者となる若者が農業から離れてしまっています。
担い手となる若者の育成が行えず、就農者が減少する一方です。

また、現在の就農者も平均年齢が60歳を超えており、身体的な限界のために引退してしまう方もいます。

農業の後継者問題は、日本の食糧生産を維持するため、解決に急を要するのです。

地方人口減少

日本の人口減少も問題ですが、十分な広さの農地が多くある地方の人口減少も問題となっています。
理由は、若者が高収入・利便性などを求めて、地方から都心へ流れてしまうからです。

農地のある地方から、後継者となる人材が減少してしまうと農業は衰退してしまうでしょう。

しかし、生産を行う地方では、農家の人口は4割以上が高齢者となっています。

減り続ける地方の人口と高齢化社会が進んでしまうと食糧危機にもなるため、社会的に解決しなければなりません。
各地方では、人口減少に歯止めをかけるために移住者の募集を行っていることもあります。

賃金が安い

結論からいうと、農家の平均収入は約400〜450万円です。
ただし、雇用されている就農者や自営農家、生産量などによって異なります。

高単価の農作物で利益を出せれば破格の賃金となりますが、就農の条件や気候によって収入が大きく左右される可能性があるのです。
また、農業には休日がなく、365日働くこともあるでしょう。

しかし、有給になったり残業代がついたりすることもない職種です。
さらに、農業機械を購入した場合は、ローンや資材の費用もかかるため、満足な収入を得られないことで離職する就農者は少なくありません。

また、育てる作物によっては重労働に感じることもあり、不安定な収入と見合っていないと感じる場合もあります。

農業の魅力

農業の魅力

人手が不足している農業ですが、脱サラをしたり移住したりした先で農業を始める方も少なくありません。

なぜなら、農業にしかない魅力があるからです。

ここからは、農業の持つ魅力について、解説していきます。

人間関係のストレスから解放

農業は、人間関係のストレスが少ないと言われています。
農作業は、基本的に一人作業が多いからです。

企業などの多くの人と働く場合、コミュニケーション能力が求められます。
コミュニケーションは、業務だけではなく人間関係も円滑に進めていくうえで非常に重要です。
しかし、コミュニケーションをとる相手が多いほど、人に合わせたり気遣ったりするため精神的に疲弊します。

また、人間関係が悪くなるとストレスから心身を壊しかねません。
農作業であれば、自分のペースで進めていくことができるため、コミュニケーションもなく感じるストレスも極端に減るでしょう。

他にも、外に出て行う農業は日光を浴びることで、セロトニンと呼ばれる「幸せホルモン」が多く分泌されます。
人間関係のストレスから解放され、幸せな気持ちで農作業が行えるのです。

精神疾患の治療の一つとして、農作業が心身に良い影響を与える効果があると言われています。
土壌や植物が持つヒーリング効果はストレス軽減だけではなく、リラックス効果もあるため楽しみながら農業を行えるでしょう。

作物を育てる生きがい

農業において、生産する作物の品質は大切です。
販売する際には価格にも影響します。
しかし、品質の高い作物を生産するためには、努力が必要です。

土づくり・日々の手入れなど、時間をかけて育てることで、喜びを感じられます。
例えば、みずみずしく育ったキャベツや、真っ赤で艶のあるイチゴなど野菜や果物が綺麗に収穫できると、喜びだけではなく生きがいに感じる方もいます。

気候や土壌の状態によって左右される作物を、自分の努力によって美しく育てる農業は達成感を同時に得ることができます。

幅広いマネタイズで稼げる業種

農業は、生産者の技術や知識をマネタイズして稼げる業種です。
兼業・副業としても始められます。
平日は勤務先で働き、退勤後や休日に農作業という働き方で、さらなる収入に期待できるでしょう。

「農業で稼ぎたい」と考える場合、生産にかかる費用を削減できれば利益を増やせます。
しかし農地の広さ次第では、農業機械が必要となり、平均でも200万円以上はかかります。
農業を始めようとしている方にとってはネックに感じる場合もありますが、農業機械をリースすれば維持費や場所の確保も必要ありません。

そして、稼げる農業にするためには、高単価の作物を高品質に育てることです。

例えば、トマトやイチゴなどのビニールハウスで栽培する作物であれば、大きな農業機械も必要がないため、さらに費用を抑えて稼ぐことができます。
費用を抑えて高い利益を出せる可能性を持つのも、農業の魅力の一つです。

定年後も活躍できる

農業は、定年後でも起業できるチャンスがあります。
現役時代の忙しない日々を送っていた方が、定年後に農家として新たに働き出すケースも多いです。

始めは土地もないと考える方もいますが、住んでいるところによっては土地を貸出ている場合があります。
なかには、定年後に地方の農地を借りて、移住する方もいるほどです。

また、健康な身体であれば農業バイトで雇用してくれる農家もあります。
農業バイトでは、農業に関わる人たちと交流を持てることもあり、将来的に自営農業を始めたいと考える方は人脈作りも含めてノウハウを学ぶのも良いかもしれません。

農業の人手不足を解消する自動化に期待

農業の人手不足を解消する自動化に期待

農業の人手不足の問題は、日本だけではなく世界でも問題となっています。
手作業の多い農作物を広範囲で生産するとなると、農地と比例して多くの人が必要です。

しかし、IT技術が進んだ現在、農業に取り入れられてきています。
人が行う手作業を機械に自動で行ってもらう「スマート農業」が、農林水産省でも推進されているのです。

AIやロボットであれば、栽培に重要な土の水分量・農薬の散布などを行ったり、作物の状態をアプリと連動して管理してくれたりします。
他にも、ビニールハウス内でも、スマート農業は可能で、ハウス内の気温・湿度・二酸化炭素などの管理も可能です。

今まで手作業で行ってきた農業を、自動化にして負担を軽減することで、生産性を高めることが期待されています。

【まとめ】農業の人手不足問題を解決していこう!農業は補助金・支援が充実

【まとめ】農業 人手不足問題  補助金・支援が充実

農業において、人手不足の問題は後を絶ちません。

これらの問題を解決するために国や自治体が農業資金の一部を給付する、補助金や助成金制度が設けられてます。

補助金の目的は、人手不足問題を解決するためであったり、スマート農業の実装や設備の導入であったりと、農業の担い手の負担を軽減するものです。

また、農業の支援にも各地方自治体は力を入れており、就農支援情報をまとめたホームページや農業体験・移住者支援制度など充実しています。

制度の条件によって、金額や受給できるかどうかも異なるため、制度を検討した際は利用する地方自治体へ確認しましょう。

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また、椿産業では小規模でも可能なイチゴ産業に特化しており、家庭から観光農園いちご狩りにまで対応しているのです。椿産業と共に行うDIYや自主メンテナンスで、コストの削減が可能となり、重労働や腰を曲げ伸ばしの頻度も少なく、生産者の労働の軽減もできます。

人件費・機械費などを大きくカットしつつ、高品質のイチゴ栽培を行えるでしょう。そして、椿産業のサポート・コンサルティングは、イチゴ農業だけではなく、他の農作物にも活用が可能です。

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